ICT INITIATIVES

当社のICT技術への取り組み

2026年度中に完全内製化が完了

測量から3次元設計データ作成、ICT施工、出来形管理まで。
外注に頼らず、自社の人と機材で回せる体制へ。

2012年

TS出来形管理の導入

トータルステーション(TS)で出来形を3次元計測。ICTへの第一歩。

TSで出来形を3次元計測
巻尺・レベルでの実測から、TSによる座標計測へ切り替え
計測しながら設計値と対比
その場で管理値の判定ができ、手戻りが減る
使用ソフト:Mr.Samurai CALS/i
TS観測・出来形管理データの作成

この時点でできるようになったこと

現場で計測 → その場で合否判定 → 出来形管理データの作成まで一続きに

トータルステーションによる出来形計測
TSによる出来形計測
Mr.Samurai CALS/i の観測画面
Mr.Samurai CALS/i の観測画面

国土交通省「TSを用いた出来形管理要領(土工編)」に沿った取り組み。

2016年

杭ナビ・快測ナビの導入

ワンマン測量へ。1人で丁張り・墨出し・出来形計測ができるようになった。

ワンマン測量が可能
杭ナビ(トプコン LN-100)が自動追尾。測点出しを1人で完結
3次元設計データはデキスパートで作成
社内で線形・横断から設計データを整備(KENTEM)
現場端末アプリ「快測ナビ」
タブレットで丁張り・墨出し・出来形計測を一括して扱う

この時点でできるようになったこと

1人で現場に出て、丁張り・墨出しから出来形計測まで完結できる

杭ナビ(LN-100)を据え付けての掘削管理
杭ナビ(LN-100)を据え付けての掘削管理
現場端末アプリ「快測ナビ」の画面
現場端末アプリ「快測ナビ」の画面

人手のかかる測量作業を減らし、少人数でも現場を回せる体制づくりの起点。

2021年〜

SiTECHシリーズの導入INNOSiTE(SiTECH 3D/SiTE-Scope ほか・KENTEM)

3次元設計データを「作る」段階から内製化。見せる資料まで自社でつくれるように。

3次元設計データ作成の省力化
2次元図面から必要な要素を自動・半自動で解析・抽出(SiTECH 3D)
点群処理・出来形の見える化
点群編集、土量集計、出来形をヒートマップで表示(SiTE-Scope)
CIMによる視覚的な説明資料
完成形を3Dで示せるので、打合せ・住民説明が伝わりやすい
イメージ映像の作成
施工手順を動画にして、着工前に段取りを共有

この時点でできるようになったこと

測量 → 設計データ → 施工 → 出来形の流れが、社内のデータでつながった

映像
着工前〜完成イメージ(貢川1工区河川工事・CIM映像)
2023年

ICT建機の導入(マシンガイダンス)

設計面とバケット刃先の位置をリアルタイムに表示。丁張りに頼らない施工へ。

刃先と設計面の差をリアルタイム表示
掘りすぎ・不足を運転席で判断できる
丁張りの設置を大幅に削減
法面や床付けの位置出しに人を張り付けなくてよい
2024年 杭ナビショベル(3D-MG)の導入
既存の杭ナビをセンサーに使い、小型バックホウでもICT施工

この時点でできるようになったこと

設計データさえあれば、丁張りなしで法面・床付けを仕上げられる

2023年 マシンガイダンス施工
2023 マシンガイダンス施工
マシンガイダンスの画面(設計高との差を表示)
MG画面(設計高との差を表示)
2024年 杭ナビショベルによる掘削
2024 杭ナビショベルによる掘削
ICTバックホウ情報化施工(MG)
ICTバックホウ情報化施工(MG)

小規模な現場までICT施工を広げられるようになった。

2024年

快測ARの導入快測AR(KENTEM・2024年6月リリース)

タブレット越しに、これから造るものを実寸で現場に重ねて見せる。

現場でのAR投影
3Dモデルを現物の風景に重ね、完成形をその場でイメージできる
住民説明・作業内容の打合せに活用
図面が読めなくても伝わる。合意形成が早い
位置合わせはマーカー+快測ナビ
KENTEMマーカーを快測ナビで観測し、QRを読ませて座標を合わせる
レイヤ単位で表示を切替
施工ステップごとに見せ分けができる
映像
法枠の3Dモデルを現場に重ねて表示

「測る・造る」だけでなく「伝える」ところまでICTを使い始めた段階。

2026年

ICT測量機器の導入

現況をまるごと3次元で取得する。測量そのものを自社で完結させる。

ハンディ型3Dレーザースキャナ

Terra SLAM(RTK)

ハンディスキャナによる現況計測
ハンディスキャナによる現況計測
  • 歩くだけで周囲を点群化。SLAMで自己位置と点群を同時に推定
  • ネットワークRTK併用で座標付きのカラー点群をその場で生成
  • メーカー公表値:相対精度1cm以内/絶対精度3cm以内・NETIS登録

測量用ドローン(UAV写真測量)

DJI Matrice 4E

測量用ドローン DJI Matrice 4E
測量用ドローン(DJI Matrice 4E)
  • 空撮写真から地形の点群・オルソ画像を作成
  • 起工測量、土量算出、工事進捗の記録に使用
  • メーカー公表値:4/3型CMOS・有効2,000万画素・メカニカルシャッター/最大49分飛行

TerraSLAM=近接・狭所や構造物まわり、ドローン=広範囲。2つで現場全体をカバーする。

情報化施工から i-Construction へ

14年かけて、一歩ずつ。2026年度中に完全内製化が完了する。

2012年のTS出来形から2026年のTerraSLAM・ドローンまで、段階的にICTを導入してきた歩み

国の動き

2016年
国土交通省が i-Construction を開始
2024年
i-Construction 2.0 を策定
・建設現場のオートメーション化
・2040年度までに3割省人化/生産性1.5倍

当社は

2026年度中に
完全内製化が完了

測量・設計データ・施工・出来形を
自社で完結できる体制へ

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